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宝物その1:石
引越しのたびに何故かどんどんものが減ってゆくが、この4つの石だけは拾って以来一度も関わり方が変化しなかった。無くなりもしないし、気に入ったままで、いつ見てもいいなあと思える。
無くしものをしても、この世界から完全に無くなるのはわりと難しいことで、無くしたもののほとんどはおそらく大体家の中にあるのだし、鞄の中にあるのだし、ひとに貸したりしているので、本当はなくなったのではなく大体の場合この世界のどこかしらに存在する。それに捨てて燃やせばなくなるのかもしれないが、石は燃しても熱〜い石に変化するだけで、たとえ私が無くしたりしても、まあこの世界のどこかには存在し、そしてわたしよりもずっと長持ちするだろう。わたしがいつか死んだらこれらの石はどこへ行くのだろう。

宝物その2:『パロマー』イタロ・カルヴィーノ
わたしはCSLABの管理人をしているけれどそれは世を偲ぶ仮の姿であり、実はアーティストでもある。作品と同じレベルで楽しいのがテキストを書くことで、しかしその面白さを一歩進めてくれたのがこの『パロマー』である。
友達に貸しては借りパクされ、借りパクされては買い直し、を繰り返してこれは4冊目の「パロマー」。スローモーションに時間を引き伸ばす緻密さをもつ、リニアではない構成をとった不連続な短編小説の紙束。

宝物その3:『A Midsummer Mess』作者名不明
私にとってこの本はお守りみたいなもの。
フェミニズムの文脈にある「ガール・ジン」の中の「パーソナル・ジン」という種類のもので、パーソナル・ジンの精神的な特徴としてジン研究者のアンナ・ポレッティは「Intimate Ephemera(親しみ深く短命なもの)」と定義づけている。持ち歩かれ、手渡され、鞄の中で弱々しくぐちゃぐちゃになってゆくような短命さ。私は持ち歩くためのスリーブをつけているからその短命さを多少延命しているけれど。

宝物その4:『ケモノと魔法』原田郁子
このアルバムは友達から借りパクしたもの(大きな声で言うようなことではない)。いくつか借りパクした品を並べた「借りパクシリーズ」を見せようかともと思ったけど、いや家から出すなら返すべきではと思いなおしてこれだけ持ってきた。いつか心境の変化があったときには、借りパクの品を展示したい。借りパクしてしまうので人から物を借りるのはここ数年できる限りしないようにしているが、借りパク展のために積極的に借り物をするべきだろうか。
このCDを貸してくれたひととはもうあえなくなってしまったからなのだろう、部屋の中で異様な存在感を出している。

2021年4月13日
宝物(ほうもつ)展に寄せて
うらあやか

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