CSLAB
2011 REPORT

Out of Frameーパニック映画の現実ー

 

●カテゴリー:トークショー、パフォーマンス

●主催:BankART1929、Explosions

●企画者 :CS-Lab、♯160

●特別協力:宇徳ビルヨンカイ
●日時 :10月29日(土)開演17:30~ /途中参加可能
●場所 :新・港村 Dゾーンカフェ周辺
●内容

CS-Labがこの度、横浜にて期間限定で開催される集合スタジオ「新・港村」でイベントを行います。

「映画と現実がまるで転倒した世界」、「どこか映画の中の世界と切り離された現実」などを現実と映画の関係から私たちは感じます。その映画と現実の領域を区分ける、フレームの内と外を転倒させながら、ここに映るものと、映らないなにかについて思考を巡らせることができないだろうかと考えました。

そこでライブによって象徴的な映画のパニックシーンに

、音楽、言葉を重ねることで、映像の意味に昇華できない亀裂を生成し、普段の映像鑑賞方法を批判的に考えられるのではないかと考えました。パニックシーンーパニックシーンに亀裂をいれる私ーそしてその会場の外に広がるたしかにあるはずの世界を、そこに居合わせた人々と共にを思考したいです。

 

トークゲスト:

諏訪 敦彦  (すわ のぶひろ) ※写真左

2002年4月1日着任/東京造形大学造形学部デザイン学科卒業。

東京造形大学在学中にインディペンデント映画の制作にかかわる。卒業後、助監督やテレビドキュメンタリーの演出を経て、96年に長編劇映画「2/デュオ」を監督。99年「M/OTHER」(カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞受賞)。

01年「H/Story」(カンヌ国際映画祭正式招待)。05年「不完全なふたり」(ロカルノ国際映画祭審査員特別賞、国際芸術映画評論連盟賞受賞)を発表。09年「ユキとニナ」をカンヌ国際映画祭監督週間にて発表。

 

長谷正人 (はせ まさと) ※写真中

早稲田大学文学学術院教授専攻は映像文化論、コミュニケーション論、文化社会学。著書に『映像という神秘と快楽』(以文社)、『悪循環の現象学』(ハーベスト社)、『映画というテクノロジー経験』(青弓社)共著に『文化社会学入門』(ミネルヴァ書房)、『コミュニケーションの社会学』(有斐閣)、『テレビだョ!全員集合』『映画の政治学』(ともに青弓社)、共編訳書に『アンチ・スペクタクル』(東京大学出版会)など。

 

沖啓介 (おき けいすけ) ※写真右

東京造形大学特任教授。アーティスト、カーネギーメロン大学STUDIO for Creative Inquiry 研究員。東京都出身。

専門分野:エレクトロニク・アート、情報デザイン、映像。主な展覧会:キヤノン・アートラボ「サイコスケープ」、第一回横浜トリエンナーレ、SMAAK(ボネファンテン美術館、オランダ)、「身体の夢」(京都国立現代美術館、東京都現代美術館)、Medi@terra(ギリシャ)、「ArtScope」(インドネシア)、Transmediale2008(ベルリン)

 

 

 

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