CSLAB
2019 REPORT

CSLAB × MELLOW ゼミ「ジェンダーに関する観察と実践」2019年度成果発表展

CSLAB × MELLOW ゼミ「ジェンダーに関する観察と実践」 の受講者有志による成果発表展

 インスタレーションビュー

(撮影:宮川知宙)

 

学生含む若手作家たちは今回の成果展を通じて、ゼミで展開した既存のジェンダー規範への気付きや違和感についての考察を、実践とともに他人と共有し見返した。

様々な形体の作品(=思考の結果)たちはゼミの文脈に助けられつつ、ジェンダーをめぐる考察の淵まで鑑賞者を誘うことができ、展示全体として、ジェンダーに対するアプローチの多様性とその複数的であることの重要性を示していた。積み重なった歴史の前にたじろいでしまう状況もある中、言語や政治性にのみ依拠せず初々しくも独自の観察から表現が現れたことは評価できるであろう。キュレーターという他者の視点から書かれた文章と空間構成などを通して、同世代の表現のありかたを確認し共有することができる、心強いプラットフォー厶の可能性にも期待できる。本間メイの「大学生だったら参加したかった」というバンドンからのつぶやきが、本展を表す素敵な言葉だったように思える。(文:本展キュレーター・内海潤也)

内海潤也(うつみ・じゅんや)

1990年、東京生まれ。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻修了。現在は、NPO法人黄金町エリアマネジメントセンターのキュレーターとして活動。主にジェンダーと政治に関心をもつ。

 

 


アーカイブ情報

CSLAB X MELLOW 「ジェンダーに関する観察と実践」有志成果発表展

開催日|20191219[]22[]

場所|黄金町アートマネジメントセンター K-libraryにて

参加作家|べ・スヒョン、綱川知里、中嶋夏希、隔離病棟-002、フィオナ・オストビー、鈴木ぼたん+龍野知世、高山勇吹、向井ひかり、遠藤純一郎、宮川知宙

キュレーター|内海潤也

協力|Back and Forth Collective

プログラムディレクター|小山友也、うらあやか

企画|CSLAB x MELLOWゼミ

ゼミ講師|津賀恵(MELLOW管理人)

主宰|NPO法人黄金町エリアマネジメントセンター

 

CSLAB × MELLOW ゼミ「ジェンダーに関する観察と実践」2019年度成果発表展

12月19日[木]ー12月22日[日] 11:00-19:00、入場無料

会場|高架下スタジオ Site-Aギャラリー(横浜市中区黄金町1-6先)

レセプションパーティー|12月21日[土]18:00-20:00

 


イベントスケジュール|

12/21(土)

11:00- 高山勇吹 ワークショップ《椅子の共同制作》

15:00- 隔離病棟-002パフォーマンス《人間化計画》

16:00- 鈴木ぼたん+龍野知世パフォーマンス《考察としてのパフォーマンス 自分で自分を許すことの試み

18:00-20:00 オープニング・レセプション 

12/22(日)

15:00- 隔離病棟-002パフォーマンス《人間化計画》

16:00- 鈴木ぼたん+龍野知世パフォーマンス《考察としてのパフォーマンス 自分で自分を許すことの試み

17:00- 参加作家、ゼミ受講生による座談会

 

参加作家|

中嶋夏希(東京造形大学 絵画専攻 1年)

武田椿(東京造形大学 絵画専攻 3年)

オストビー フィオナ fiona ostby(東京造形大学 教育学部 博士1年)

綱川知里(東京造形大学 絵画専攻 2年)

沢辺 啓太朗(東京造形大学 テキスタイル 2年)

ベ・スヒョン(東京造形大学 絵画専攻 2年)

鈴木ぼたん(東京造形大学 絵画専攻 3年)

龍野知世(東京造形大学 絵画専攻 3年)

高山勇吹(多摩美術大学 彫刻学科 4年)

向井ひかり(武蔵野美術大学 彫刻学科 2年)

遠藤純一郎

宮川知宙