24/7ISPvol.7「絡まりを可能にする:技のパッチワーク」
「絡まりを可能にする:技のパッチワーク」
生きている人は、様々なコンテクスト(例えばアルバイト) で様々な技(例えばポスティング)を用いて生きている。 これらの技を別のコンテクストに絡めて転用することを、 芸術制作と生存の問題として考える。
前半は、アナ・ツィンによる「マツタケ」をめぐる人類学の本『 世界の終わりのキノコ――資本主義の廃墟における生の可能性』( Anna Lowenhaupt Tsing, The Mushroom at the End of the World: on the Possibility of Life in Capitalist Ruins, Princeton University Press, 2015)を一つの手掛かりに、技の転用・寄生・ 生存のネットワークについて講義する。
後半は各自の「技」と、 その場に置かれた諸々の理論やイメージを即興で絡めてドローイン グ化するワークショップ。 全員でドローイングについてのディスカッションと講評を行う。
学外からでも参加できます。予約不要。
場所:CSLAB
ゲスト講師:平倉 圭
1977年生。芸術理論。横浜国立大学准教授。
お問い合わせ:zokei.cslab@gmail.com