ファッション・ギャザリング 2
at 東京造形大学9号館 CSLAB
7月22日(火)
17:30-20:30
持ち物:好きじゃないけど捨てられない服
第2回では、レクチャーやディスカッション、ワークショップを通して今回のゲスト、ファッションデザイナーのFelix Idleが思考・実制作を継続的な活動やビジネスに繋げていく流れをなぞってみます。
これからファッションデザインや服づくり、ファッションにまつわるクリエイティブな活動をやっていく人にとって、自分に合ったやり方やコンセプトを見つけることは難しいことでもあります。既存の方法やメインストリームに囚われたり、身近な環境や社会からのプレッシャーやストレスで視野が狭くなることも多いです。
多様な作り手がいて、多様なままでつくり続けられる、そういう環境が、新しいファッションを生み出すためには必要だと思っています。現状、活動の規模や制作方法など様々な側面で、選択肢が少なく、生まれるクリエイティブの幅も狭められているのではないかと思っています。
作り方や考え方のバリエーションを知る、ロールモデルを見つけることはそうした状況を打破し、新しいクリエイティブを生み出すために有効だと思います。本人が思いもよらないクリエイティブが生まれるかも。
ゲスト:Felix Idle(音楽家・DJ・画家・ファッションデザイナーetc.)
Felix Idleの服の作り方自体は、ハンドメイドで、専門的な技術があるわけではありません。ファッションだけでなく、音楽・DJ・絵画・家具・アート・翻訳・パーティーのオーガナイズ・お店の運営など色んなジャンルでの活動を継続していること、そのすべてに一貫したスタイルがあること、一方で人との有機的な関わり方でオルタナティブな文化コミュニティの担い手になっていること、こういったことから、身近で小さな創作活動が実態をもってコミュニティ、ひいては社会に与している実例としてぜひ紹介したい。企画者である渡辺にとっても、Felixと会えたことは、いま自分の活動が続けられている大きな要素のひとつです。
企画:渡辺未来(見た目!)
美大を卒業してから10年くらい経ってやっと服が作れるようになってきた。
ファッションで表現したいことがある気がしているけど、具体的にどういう形で、規模で、方法でそれを実現していくのかわからない。
ロールモデルになるファッションブランドもなかなか見つからない。
そんな中で、西新宿の雑居ビルの一室に「見た目!」というセレクトショップをはじめた。
自分と同じくらいの小さな規模のファッションブランドの服を中心に販売している。
お客さんや他のデザイナー、お店と関わっていきながら、自分にもできるファッションブランドの形を探している。
グラウンドルール
⚫︎他人のジェンダーやセクシュアリティ、国籍、宗教、民族、出身地、年齢、学歴、収入、職業、障害や病気の有無について、勝手に決めつけたり、侮辱したり、差別的な発言をしないでください。
⚫︎他の参加者の個人情報を、本人の許可なく他の場所で話したり、インターネットで公開しないでください。
⚫︎上記のようなことがあれば主催側で注意します。注意しても繰り返される場合は参加を禁止します。
⚫︎すべての参加者、スタッフが安心できる、安全で開かれた場になるように互いにこころがけましょう。
⚫︎不快なこと・不安なこと・気になることがあればCSLABのスタッフまたは企画者の渡辺に相談してください。
参加無料・予約不要・学外の人も参加できます。
東京造形大学 9号館CSLAB
〒192-0992 東京都八王子市宇津貫町1556 CS-lab