「オルタナティブ・オープンキャンパス」
12/19 12:00開場12:30スタート16:00まで
東京造形大学CS-Lab にて
ゲスト:Aki IWAYA/小川てつオ/角尾宣信
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お茶をしながらインドネシア・ジョグジャカルタで、アートや言語交換を行うスペースを運営する「ASP」の横内賢太郎さんとネットで繋いだり〜、一味違った角度から大学構内を捉えるために、代々木公園に住む小川てつオさんと散歩もします。皆でボールやコーヒーを囲みながら/移動しつつ言葉のやりとりが起こると面白いかも知れませんね。食べ物などの持ち寄りも歓迎!学外からの参加もOK!
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オルタナティブとは「代替、代案」という意味の言葉で、現在日本でもオルタナティブスペースが多く展開されている。それは既存の美術館やギャラリー、生産/販売形態では扱えない、見落としてしまうものを拾っていく活動だといえる。CSLABも大学の中で、正規のカリキュラムやシステムを補い、埋もれている可能性を探すために活動している。
昨今東南アジアのオルタナティブな活動への評価が高まっているが、欧米のアートシーンがそれをどのように批評しているのか、日本ではどのような活動が展開されているのかを振り返るレクチャーをしてもらう。
そのうえで、CSLABや造形大学内を見ながら、普段見落としてしまう大学という場所の可能性があるかもしれないので探しに行く。
ゲストプロフィール
Aki iwaya :
「社会と文化を繋ぐための戦術」を、国内外から収集してネットワーキング。培った知恵を多分野へ掛け合わせた活動を展開。「弱さ」や「人類学」に学び、「公共」や「人間」の再定義を実践&共有すべくアーカイブ中。リサーチ/翻訳/イベント/映像制作等集団VS ? Collective所属。http://vscollective.club/
小川てつオ:2003年から東京の公園でホームレス生活をはじめ、そこで絵のあるカフェ「エノアール」を運営。2005年、キョートット出版より、「このようなやり方で300年の人生を生きていく」を上梓。http://kyototto.com/books/tetuo
ブログ「ホームレス文化」http://yukuri.exblog.jp/
角尾宣信:1985年生まれ。2012年より、東京大学大学院総合文化研究科にて博士課程在籍。専門は表象文化論、特に戦後日本のコメディや風刺映画と現代アートを研究。2017年にボリス・グロイス『アートパワー』の翻訳・出版。最近はインドネシアに魅せられ、東南アジアの現代アートや映画の研究を始めざるをえず。古い映画を研究していることを活かさんと、介護施設でも映像関係のイベントを主催。そうこうするうち、世代間の断絶や戦争の記憶が著しく薄れつつある現状が悲しくなり、戦後から現代までを結ぶ研究を進めるため、「ネオ夜の会」なる会合も開始。既存のアートの枠組を打開しながら、多様な可能性を探求するVS?Collectiveメンバー。