居場所を思考する連続講座:「間にあう」 vivre en marge
居場所を思考する連続講座・ワークショップ
「間にあう 」vivre en marge
第1回(自己紹介、ミニレクチャー)
2021年4月27日(水)17:00から
CSLABにお集まりください
-第2回以降については追って連絡します。
-連続講座ですが、全部出れなくても参加可能です。
◯「édition loisirs」について
はじめまして。岡七子と関真奈美は2021年から「édition loisirs」という活動をフランスのパリではじめました。コロナ禍ということもあり、ろくに仕事がなかった私たちは、「職業」をテーマに手作りの新聞のような、読みものにもなる日用品(スカーフ)を作ることから始めました。第二号はこの場をお借りして意見を出し合い、各々の誌面を出版する集まりに参加してくれるメンバーを募ります。
講座の最後には、一人ずつ布にプリントしたzineを作ります。
◯連続講座「間にあう」について
2年ほど前に新しいウィルスがやってきて、生活空間や行動を制限されるようなことがありましたね。
必ずしも自分の住居やその近辺が好ましい居場所とはかぎらないし、行動範囲を限定されることで新しい発見をしたこともあったでしょう。
例えば自分の家の外を一つの居場所として留まる場合、そこには物理的には身を置くための椅子や机があり、また施設の利用者だったり金銭を払って「居ること」を獲得していたり、またはお金がかからない場合もあるでしょう。
「間にあう」では、定まった場所の欄外にある「間」を利用していく事について、また生活や現実から受ける何らかの力が制作行為を生み出す事について考えを打ち明けあい、アウトプットする場にしたいと考えています。
◯ワークショップの流れ
このワークショップでは毎回皆さんで個々の進捗を共有したり雑談したりしつつ、最終的にはそれぞれの誌面を発行し、各々で交換し組み合わせたものを実空間にインストールするつもりです。
参加するかわからないけどとりあえず行ってみようかな、という方もどうぞ、お待ちしています。
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ゲストプロフィール
édition loisirs
2021年フランスにて近所に住む岡七子と関真奈美によって立ち上がる。
loisirとは自由な時間のこと。éditionとは出版のこと。
様々な文化が横たわる地で、自分たちの思考を眺められる地図として、また人に手渡せるものとして手作りの新聞のようなものを作ろうと思い立つ。第一号のテーマは「職業」について。
Instagram @edition.loisirs
岡 七子(アーティスト)
1981年生まれ。町田市で育つ。 主に日常の隙間を描く。
Instagram @suiu.largo
website https://largokan6.wixsite.com/mysite
関 真奈美(アーティスト)
1990年東京都生まれ。美術作家。言語とイメージ、物理空間と多次元に代理表象された空間を往来する手続きをふむ。
Instagram @manamiro_
website https://manamiro.tumblr.com/