Always moving 「青山悟と秋吉風人の場合」
3月15日(金)
16:00~
桑沢デザイン研究所7Fサテライト教室
今回は、ゴールドスミスカレッジのテキスタイル学科を卒業、シカゴ美術館附属美術大学修了後、ロンドンでの活動を経て現在は東京を制作の拠点とする青山悟と、名古屋芸術大学修了後、大阪での活動を経て現在はベルリンを制作の拠点とする秋吉風人の二人のアーティストに、アーティストを取り巻く環境と自身の作品制作について、または当日の会場からの反応・質問を反映させながらトークを行いたいと思います。
ゲストプロフィール
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・青山悟プロフィール
ミシン刺繍や映像等を通じて、伝統と現代、テクノロジーと社会環境への考察を試みる。近年は伝統的な文様やアーツ・アンド・クラフツ運動の創始者であり社会主義者でもあったウィリアム・モリスの思想等を参照しながら、制作という労働を通してその答えを模索する。
1973年東京生まれ。ゴールドスミスカレッジのテキスタイル学科を1998年に卒業、その後2001年にシカゴ美術館附属美術大学で美術学修士号を取得し、現在は東京を拠点に活動。近年の主な展覧会に、「The Man Machine (Reprise)」Mizuma Art Gallery/東京、堂島リバービエンナーレ2011「ECOSOPHIAーアートと建築」堂島リバーフォーラム」/大阪、「六本木クロッシング2010:芸術は可能か?」森美術館/東京、「複合回路 vol.5 接触領域―青山悟」galleryαM/東京、「TWIST AND SHOUT:Contemporary Art from Japan」バンコク芸術文化センター/バンコクなど。
・秋吉風人プロフィール
色というよりもむしろ現象に近い金の絵具で空間が構成された絵画《Room》。一枚の板と絵具という絵画に必要な最小限の素材のみを使用し、絵具を積み上げる事で絵画と彫刻の境界を問う《A certain aspect (mountain)》など、描くという行為への執着と共に、「絵画」という概念の解体と再構築の試みを真摯に、かつ実験的に続けている。
1977年大阪生まれ。名古屋芸術大学洋画科を2001年に卒業。2003年に同大学の大学院を修了。2011年より財団法人吉野石膏美術振興財団在外研修助成、文化庁新進芸術家海外研修制度の助成を得て、現在はベルリンを拠点に活動。近年の主な展覧会に、「THE ECHO」クンストラウム・ベタニアン/ベルリン、「such a luxurious silence」TARO NASU/東京、「あいちトリエンナーレ2010」愛知県美術館/名古屋、「絵画の庭」国立国際美術館/大阪、「greedy life in the room that bores me」Office Baroque Gallery/アントワープなど。
関連リンク
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