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春休み特別講座|奥村雄樹「コンセプチュアル・アートの身柄」

 

春休み特別講座|奥村雄樹「コンセプチュアル・アートの身柄」

日程:
2021/3/9火,3/16火,3/18木,3/23火,3/25木
各回15:30−17:00
(第1回のみ15:30-17:30)

参加方法:
本講座は全てオンラインで行います。
以下リンクより、短期ゼミのGoogle classroomに参加してください。

東京造形大学の方はこちら:https://classroom.google.com/c/MjgyOTIwNjY5NTg2?cjc=75n7geu

学外の方はこちら:https://classroom.google.com/c/MjgyOTU3NDkzMTU4?cjc=oqwzyty

概要:
「コンセプチュアル・アート」は60年代後半から70年代前半にかけて主に欧米で展開した美術の動向である。1967年にソル・ルウィットが提唱した。コンセプチュアルな作家たちがさまざまな作品を通じて狙ったのは伝統的な美術のように自身の卓越した感性や技術を提示することではない。一般に代表作家として誤認されているジョセフ・コスースのように作者の意図を図解することでもない。彼ら彼女らが直観的に着想した目的性のない素朴なアイディアをそのまま──事後的な再検討や試行錯誤なしに──実行することでそれに孕まれていた世界への働きかけの可能性を十全に実現させることだ。ならばアイディアこそが主体であり着想者/実行者はその実務を孤独に担うエージェントにすぎないのだろうか。それはどのような事態を切り開くだろうか。

今回の講座ではルウィットの定義を軸としつつ「行為の遂行」「報告の言語」「名前の結合」という経路に沿って重要な実践者たち──ルウィット本人はもちろんロバート・バリーやスタンリー・ブラウンやダニエル・ビュレンやダグラス・ヒューブラーや河原温やルーシー・リパードやローレンス・ウェイナーなど──の探究を辿ることでコンセプチュアル・アートの原理と歴史を解きほぐす。さらに課題と補講を通じて着想者/実行者の身体や生をめぐる問題に切り込む。そして現代美術の根底を規定する「コンセプチュアリズム」の再考に繋げていく。

ゲスト講師:
奥村 雄樹 (おくむら・ゆうき)
アーティスト。近年の展覧会に「奥村雄樹による高橋尚愛」(銀座メゾンエルメス フォーラム、東京、2016)や「29771日–2094943歩」(ラ・メゾン・デ・ランデヴー、ブリュッセル、2019)や「な³」(ジョインテッドツリーギャラリー、東京、2019)などがある。近年の論考に「コンセプチュアル・アートの生演性──芸術物体の脱物質化から芸術家の脱人物化へ」(art research online、2020)や「翻訳と密室あるいは世界の終わりとワームホール」(Gateway、2020)や「私たちの誰もが──エフェメラとしてのコーパスとアルカイックなアーカイヴの彼方」(美術手帖、2021)などがある。翻訳者としても活動。http://yukiokumura.com/

 

各回タイトル:
3/9火|第1回:遂行のプログラム
3/16火|補講:人身のエージェンシー

3/18木|第2回:申告のダイナミクス
3/23火|補講:権威のエクササイズ

3/25木|第3回:結合のストラテジー

 

参加方法:
本講座は全てオンラインで行います。
以下リンクより、短期ゼミのGoogle classroomに参加してください。

東京造形大学の方はこちら:https://classroom.google.com/c/MjgyOTIwNjY5NTg2?cjc=75n7geu

学外の方はこちら:https://classroom.google.com/c/MjgyOTU3NDkzMTU4?cjc=oqwzyty