「これからのシェアについて」CSLAB×blanclassゼミ

>> 18/06/19 5:35 PM up

全6回

①2018.06.26(火)17:00-20:00

②2018.07.20(火)17:00-20:00

ゲスト:小林晴夫

学年や専攻に関係なく参加できます。学外からでも参加できます。 お問い合わせzokei.cslab@gmail.com

 

2018年度 blanClass×CSLABゼミについて
今年もCSLABはゼミを開講します。今年のテーマは「シェア」です。大学という場所も時間も、これから社会に出て作る物や仕組みも、誰かと誰かの間にあるはずです。私たちはいつでも何かしら共有しています。学年も専攻も一旦保留にして、それぞれの仕方で情報や物や仕組みをシェアする方法を考えてみませんか?(CSLAB 小山)

 

「これからのシェアについて」
旧来の村的なコミュニティ⤵や家族の形が解体される一方で、この10年ぐらいの間に、旧来の共同体の代わりに、さまざまな小さなコミュニティ⤴が生まれ、あるいは共同体に変わるようなシステムによって、いろいろなものやことが「シェア」されてきたはずです。

この10年に現れ試されてきた「シェア」は、居場所としての「シェア」、足りないものを共有し合う意味での「シェア」、クリエイティヴィティが共有されるような「シェア」などなど…。それぞれの「シェア」がすでに社会に定着してきた感があるけれど、それぞれに問題も抱えているようです。

特にアートや建築などに見る「シェアリング」の実験例をいくつか(第15 回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展「en[ 縁]:アート・オブ・ネクサス」、シアスター・ゲイツ、Lifepatchなどを参照する予定)見ながら、もっと身近な、例えば「シェアハウス」、「ワークシェアリング」、「コワーキング・スペース」、「二次創作」、「カーシェアリング」、「メルカリ」などなど、現実の生活圏に現れてきた「シェア」の実態を考え、社会のルール、常識といった「あたりまえのこと」として、考えずに処理しているような盲点になっていることなどを掘り下げ、具体的なアウトプットの仕方などを考えながら、年内にblanClassでの発表を最終目標に進めていきます。

1回目は(参加人数にもよりますが)グループに分かれてディスカッションをします。いろいろな場面での「シェア」について、今後作品やワークショップなどに展開していくためのヒントになるようなことについて話し合ってください。まずはそれぞれの話を聞くこと、お互いに質問をしあうこと、最後にそれぞれのグループでどんな話がなされたかをグループごとに発表してもらいます。

次回は、それぞれのアイデアを具体的な作品、パフォーマンス、参加型イベントなどとして実験していくために、それまでに、それぞれの「アイデアの種」を用意してください。テキスト、ドローイング、図など、何かしらの形にして、できるだけ第三者が共有しやすいようにしてください。そしてその「アイデアの種」を膨らませるためにはどうしたら良いかの意見交換をする予定です。

9月以降は、積極的にそれぞれの発表や実験をしていきたいと思います。発表の形式は個人個人のプランの実施でも、何人かのグループでの発表でも構いません。

(小林晴夫)

小林晴夫|blanClassディレクター・アーティスト 1968年神奈川県生まれ。1992年よりBゼミ(現代美術の学習システム)の運営に参加。2001年所長に就任、2004年の休業までBゼミの運営をする。2009年元Bゼミの場所でblanClassを創立、芸術を発信する場として活動をはじめる。現在、土曜日の夜に「blanClass+night(現 Live ART)」というワンナイトショーと公開インタビューを企画運営している。編著に『market by market 12 – スカイホーク特集』(1997・マーケット発行)、『Bゼミ「新しい表現の学習」の歴史』(2005・BankART1929発行)がある。また2009年「原口典之 社会と物質」(芸術批評誌 REAR no.22)を執筆。2004年から2014年まで東京綜合写真専門学校、2012年から現在までに東京造形大学、女子美術大学、多摩美術大学などで非常勤講師としてアートにまつわるレクチャーやゼミを運営している。